定時直前に本日中!? 厄介な人物との付き合い方

双子育児-働き方-厄介な人物 働き方

子育てや介護などの事情によって残業しない働き方に転換せざるを得ない 、残業漬けの人生を送りたくないなど、働き方改革の理由はさまざまです。

いざ働き方を変えようと心に決めても、自分の都合だけで残業しない働き方を実現するのは難しいのが現実です。

「あいつは仕事をほったらかしにしてるな」
「育児を言い訳にして楽してるんじゃないか」

などと、不本意な評価を受けることは絶対に避けたいことです。
後に続く後輩たちのために働きにくい環境が残らないようにすることも、今の私たちに課せられた課題だと言えます。

定時直前に、
「本日中によろしく~!」
などと無茶ぶりを受けることが無くなるよう、外乱を減らして自分の計画通りに仕事を進めるためには、周囲から信頼されること必要です。

今回は、私が仕事で経験した例として、ある厄介な人物との関係に悩んでいた後輩2人のケースを振り返ってみました。
世界的なプロジェクトマネジメント資格であるPMPの中でもステークホルダーとの関わりが重要視されています。
ステークホルダーマネジメント、という視点で整理したものです。

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厄介な人物に対応するコツとは

厄介な人物に対応するコツは、コミュニケーションを増やすことです。

なぜなら、上司はあなたのアウトプットの内容に納得したいと思っているからです。
資料に書いている内容だけでなく、前後にある背景まで正確に理解し、どのような意図をもってアウトプットを仕上げたのか、納得したいと考えています。
あなた自身は、上司がたとえ嫌いな人物であっても、しっかりとコミニケーションをとり、信頼してもらう必要があると言えます。

これから私と後輩の経験を振り返る前に、ステークホルダー・マネジメントという考え方について触れておきたいと思います。
人付き合いの仕方、と簡単にとらえて頂いて構いません。
次のセクションは少し専門的になりますので、時間のない方は読み飛ばしても結構です。

ステークホルダー・マネジメントの考え方

ステークホルダーとは、関係がある人物のことです。
会社なら上司、同僚、お客様等などがステークホルダーになりますし、育児においては妻、祖父母、子供自身もステークホルダーになるでしょう。

PMPでは、プロジェクトマネジメントに関して10の知識エリアを定義されており、この中の一つにステークホルダー・マネジメントがあります。
大きなプロジェクトを実現する上で、コストやスケジュールの管理が重要なのは誰しも理解できると思いますが、ステークホルダー・マネージメントも同じように重要視されています

ステークホルダー・マネジメントのやり方の一つに、その人物の関心の強さを横軸に、影響力を縦軸にとり、4象限に分けて付き合い方の強弱をつける方法があります。

権力と関心度のグリッド


会社の上司は一般的に関心が強く、権力もそれなりに持っている場合が多いでしょう。
このようなステークホルダーには、常に情報を伝える、あるいは注意深くマネジメントすることが推奨されています。

当たり前と言えばそれまでですが、自分にとって障害となる人物は心理的に避けたい気持ちが働くので、「常に情報を伝えて丁寧に応対すべし」と正反対のことが推奨されていることは興味深いことです。

また、世界的なプロジェクトマネジメント資格であるPMPでそう謳われているということは、古今東西、皆が厄介な人物に悩んできたということを意味します。

厄介な先輩と後輩ふたりのケース

私が仕事で経験した例として、厄介なA先輩と後輩Bくんの関係(上手くいった例)、および後輩Cくんの関係(上手くいかなかった例)を振り返ってみます。

Aさんは、

  • その道のプロといえる技術者
  • いろいろなプロジェクトに引っ張りだこ
  • 話し出すと止まらない

といった人物。

B君は、

  • 争いを好まない温和な性格
  • 学生時代にアルバイトながらのトップセールスを経験

C君は、

  • バリバリの体育会系
  • 打たれ強く、がむしゃらなタイプ


ふたりもAさんとの関係に悩んで、年齢的にも彼らの中間にあたる私に相談がありました。
ステークホルダー・マネジメントの考え方を紹介したうえで、
「コミュニケーションをもっと増やせ」
とアドバイスしたものです。

Bくんより(上手くいった例)

すべて言われたとおりにする訳ではなく、面着でこちらの意図を説明して、A先輩の意図も聞いて妥協点を探る感じで話をしました(クリンチに行く感じ)。
結果、本心を話してくれましたので、早くクローズできました。
ファーストアクションは真摯に応対することにします。

Cくんの場合
面と向かって話す機会を設けていなかったようなので、私から打ち合わせをアレンジしてましたが、以下のようなメールでした。

なかなか分かってもらえませんでした。
このコメント解決、一生無理ですわ。

後日、Aさんより私に宛てて

Cくんは小手先の対応というか、仕事に対する取り組みが雑というか、うまい言葉が出ない。
仏の顔も三度まで、じゃないけどもう疲れてきた。
自分の責任もあるから、妥協はできない。

クリンチのように相手の懐に飛び込んで、嫌いな相手であってもコミュニケーションを取ろうとするBくん

「言われた通りやりましたよ(やればいいんでしょ)」と伝えるだけのCくんのコミュニケーションは、全く異なります。

本当に「働き方改革」といった大目標を達成するには、Bくんのような心の持ち方でコミュニケーションをとり、周囲の信頼を勝ち取るのが一番の近道です。

まとめ

子育てや介護などの事情によって残業しない働き方に転換せざるを得ない 、残業漬けの人生を送りたくないなど、働き方改革の理由はさまざまです。

いざ働き方を変えようと心に決めても、自分の都合だけで残業しない働き方を実現するのは難しいのが現実です。 

私が仕事で経験した例として、ある厄介な人物との関係に悩んでいた後輩2人のケースを振り返り、残業しない働き方を実現するうえでのコツを整理してみました。

  • 厄介な人物に対応するコツはコミュニケーションを増やすこと
  • コミュニケーションはクリンチのごとく、相手の懐に飛び込んで
  • 嫌いない相手であればこそ、コミュニケーションをとる

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