新型コロナウイルス支援策として、全国小中学生世帯の保護者にGPS BoT端末を無償提供する支援策が開始されています。
我が家でも双子の登下校の見守りとして活用しています。
1年間使ってみた感想を纏めてみました。
小学生になって赤ちゃんの時ほど手はかからなくなりましたが、双子育児の便利グッズはこれから先も必要。
時々刻々の位置を知るという意味では、精度とバッテリー持ちがもう少しよかったら、とは思うものの、「双子がいるはずの場所にいる」ことの確認には十分ですので、双子育児の便利グッズとしてもうしばらく活用していく予定です。
端末の無償提供(!)は魅力的だと思いますので、小学生育児世代の方など、導入を検討されている方は是非参考にしてください。
注:第一世代の無償提供は2020年6月末で締め切られています。
導入した経緯
我が家の双子は、2019年に小学校に入学しました。
登下校は心配の一つではありましたが、学校指定の見守りソフトがあるので十分だと考えていました。
ところがある朝、娘が登校中に転んでしまい、学校の保健室に行くか、家に戻って手当てしてもらうか迷った挙句、家に戻ってきたことがありました。
妻は出社しようとしていましたが、外出前だったので娘を手当てできました。
もし、妻が出発済みだったら、娘は不在の家の前で途方に暮れたのか、泣きながら学校まで歩いたのか、どうなっていたかわかりません。
この一件から、双子の位置が分かる見守りソフトを導入しようという話となり、妻の同僚がすでに使用していたという理由もあって、使うことにしました。
端末代が約5,000円、これが二人分。。
痛い出費でしたが、低学年の間だけでも、との思いで購入しました。

1年間使ってみて
位置情報は、正直に言いますと結構ずれます。
だいたい50メートルくらいはずれている感じです。
ずれ方は日によって違い、双子が学校にいるとき、校庭の真ん中あたりを指すときもあれば、校外を指すこともあります。
学校にいるんだな、程度には位置情報が分かりますので、私たちはそのように割り切って使っています。
スマホ画面の上下に、双子の位置情報を並べて表示できるので、パッと見てどこにいるか把握できます。
私は、朝会社についてスマホを開けて、「学校につきました」と通知が来ていることを確認してから仕事に取り掛かります。
妻は、電車の中で朝の登校を確認しています。
また、下校時間に合わせて休憩をとり、コーヒーを飲みながら双子たちの移動する様子を眺めるのが楽しみの一つ、だそうです。
充電は週2回必要です。
我が家では水曜と日曜を充電日と決めて忘れないようにしています(たまに忘れますが)。
1週間持ってくれれば言うことなしなのですが、これも割り切って使っています。

まとめ
小学生になって赤ちゃんの時ほど手はかからなくなりましたが、双子育児の便利グッズはこれから先も活用していきたいと思っています。
子供の位置情報については学校指定の見守りソフトがありましたが、我が家では双子の位置情報が時々刻々と分かるようにGPS BoTを導入しました。
位置精度とバッテリー持ちがもう少しよかったら、というのが正直な感想ですが、「双子がいるはずの場所にいる」ことの確認には十分ですので、もうしばらく双子育児の便利グッズとして活用していく予定です。
6月末まで端末が無償提供されていますので、小学生育児世代の方、ぜひチェックしてみてください。
注:第一世代の無償提供は2020年6月末で締め切られています。


なお、位置精度とバッテリー持ちが大幅に改善された第2世代もあります。
こちらは有料ですが、”みちびき”を使った高精度な位置情報提供、バッテリーも 800mAhから1400mAh(最長1か月)に改善されており、こちらは文句なしに良さそうです。