育児の最後の難関とも言われるトイレトレーニング…
「ウンチくらい保育園で覚えてきてくれるだろう」
ウチの双子は保育園での生活を通してほとんどの生活習慣を覚えてきてくれたので、トイレトレーニングも保育園に頼りきっていました。
ところが、3歳半になってもトイレでウンチが出来ずにいたある日、『小学生になってもトイレでウンチができない子がいるらしい・・・』という話を聞いて、それはさすがにマズい!と火が付き、真剣にトイレトレーニングに取り組むことにしました。
子供たちの様子を見て、足が宙ぶらりんになるので怖いのだろうと考え、広い踏み台をDIYしました。高さの恐怖を和らげることで約1週間でウンチに成功しました!
1週間で成功したトイレトレーニング
まず、双子を連れて近所の西松屋に”おまる”を買いに行きました。子供たちに選ばせて『自分らのもの』であることを意識させるためです。その後数日様子を見ましたが、どうも”おまる”だとしっくりこないようでした。
「大人と同じ便器で用を足したい」という思いは子供なりに持っていたようです。しかし、便器からの転落の恐怖がトイレを敬遠する理由のようでした。足が宙ぶらりんになるので怖いのだろうと考え、写真のように便器周辺に踏み台を作りました。既製品を買うことも考えましたが、しっかりと”床感”を出したかったので広めの踏み台をDIYしてみることにしました。
足の裏が床についている感触と、便器の周りにも床があるように見えることで、便座に座っているときの転落の恐怖が和らいだようでした。

①踏み台
脚にツーバイテン材、床面は杉の板材でDIY。
作り方は後述。
②補助便座
西松屋で買った補助便座
③絵本
トイレでリラックスさせるために絵本も置きました。
④ステップ
踏み台は高さが25cmくらいあるので、子供が上るためにはステップも設置

⑤スタンプシート
1回でも成功すれば後はしめたもの。
スタンプシートを扉に張り付け、ウンチができたら好きなシールを貼るようにして習慣化。
踏み台をDIYしてから1週間でウンチに成功!
その後は保育園や出先のトイレでも問題なくできるようになり、ようやくトイレトレーニングを卒業できました。
踏み台の作り方
しっかりと”床感”のある踏み台をDIYし、子供が便座に座ったときに足の裏が床についている感触と、便器の周りにも床があるように見えることで転落の恐怖が和らぎ、1週間でウンチに成功しました。
その踏み台の作り方を紹介します。
踏み台は4つの脚と床となる板材で出来ています。
脚の部分はツーバイテンの6フィート材(約38mm×235mm×1830mm)を使いました。
近所のホームセンターで4等分(長さ約450mm×4)にカットしてもらいました。

もちろんネットでも購入できます。
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床の部分は杉の板材(厚さ約10mm×幅85mm)を使いました。
便器の手前側に3枚(トイレの幅に合わせてカットしたもの)
便器の両脇の部分にあたるものが4枚
です。

これもネットで指定の長さにカットしたものを買うのが楽ちんです。
その際、壁との間に10mmくらいの遊びを持つよう(両サイド20mmくらい短く)カットするのがコツです。
踏み台は置きっぱなしになるので、大人も上がって用を足すことになります。
板の厚さは10mmを使い、体重70kgの私が乗っても問題ありませんでした。
不安な方はもう少し厚みのあるもの(12~15mm)を選ぶとよいと思います。
ネットでカットした材料を注文して届けてもらえば、組み立て自体は30分もかからないと思います。
トイレの外で組み立てると扉が邪魔で中に運び込めないと思いますので、トイレの中で組み立てます。
まず4つの脚のうち、両サイドの2枚は壁にくっつけて立て、中央の2枚は便器に触れる程度に立てます。
次に床面となる板材を脚に渡し、上からも木ネジで止めていきます。
足の裏に出っ張りがあると気持ち悪いので、皿頭のネジを使ってください。
注:DIYは安全に十分に配慮して行ってください。当サイトは利用者殿のいかなる結果に対してもその責を負いませんのであらかじめご了承くださいませ。