土曜保育 育児の最も苦しい時期を乗り切るために無くてはならなかったもの

双子育児-双子育児の記録-土曜保育 我が家の記録

夫婦共働きの家庭にとって、土曜日に子供を保育園に預けて親がリフレッシュできれば、本当に助かることです。

しかし、
「子供たちがかわいそう・・・」
「親が頑張ればなんとかなるのかな」
「たいていの親は頑張っているのだから、自分たちも頑張らねば」
と思い悩み、土曜保育を申請しない人が多いのではないでしょうか。

私たち夫婦も双子を育てる中で迷いましたが、振り返ってみると、
 自分たちの弱さを素直に認めて申請してよかった
 育児の最も苦しい時期を乗り切るために無くてはならなかった
 助けてくれた保育園と保育士に感謝の気持ちでいっぱい

です。

この記事は同じように迷っている方に向けて書きました。

家庭の事情はさまざまですが、参考になれば幸いです。

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申請のきっかけ

ウチの双子が1歳半の冬。

夫婦共働きの私たちに代わり、いつも助けてくれていた義母が風邪でダウンしました。

私自身も多忙を極めていた時期でした。
朝早く出社して夜の育児には参戦できるように帰宅していた日々。
双子の夜泣きで寝不足だったせいもあってか、ある日些細なことで私がキレてしまったことがありました。

妻も育児のストレスがピークに達していた時期で、悩んだ挙句、
「自分たちにはリフレッシュが必要だ」
「せめて土曜日はリフレッシュできるように」
と考え、区役所に土曜保育を申請しました。

事後報告を受けた私は、
「子供たちがかわいそう・・・」
という迷いがあったのですが、私自身がきっかけでもあったので、同意しました。

その後すぐに区役所から保育園に連絡があったようで、
「月に2回程度なら」
と受け入れてもらえることになりました。

突然の打ち切り宣言

区役所から保育園へ、というルートの申請になったので、保育園としては面食らった様子でした。

週の初めにその週の土曜日の予定(子供を預けるかどうか)を〇×を書き込む紙が配られ、記入して提出しました。

保育園はこれを集計して、土曜日の保育士の勤務体制を調整しているようでした。

申し訳ないことに、突然二人も追加で受け入れることになり、保育士のローテーションを狂わせてしまったようです。

実際に、子供たちの顔は鼻水だらけのまま、さんざん泣き疲れた様子で保育園から帰ってきたことも何度かありました。

週初めに予定を手渡す際に、
「できるだけ控えて欲しい」
と拒否感をあらわにした保育士もいました。

土曜日に子供を預けている間、私たちは部屋の掃除などの家事をこなし、体と心を休めることに時間を使いました。

決して遊んですごした訳じゃないですが、
”子供たちを預けて自分たちがリフレッシュしていること”
に、後ろめたさを感じずにはいられなかったのは事実です。

「かわいそうなことをしているのかも」
「自分たちが頑張ればなんとかなるのかな」
とも悩みましたが、家族の生活が破綻してはどうしようもない、心身ともに健康に育児を続けていくにはやむを得ない考え、続けさせてもらいました。

ところが半年ほど経ったある日、保育園から
土曜保育の受け入れを打ち切る
と申し渡されました。

あまりの突然のことでショックでしたが、
半年前に比べると母親の顔が明るくなっている
区の保健師も、もう大丈夫と言っている
とのことでした。

保健師はいったいどこから顔色を観察していたのか、何か医学的な根拠でもあるのか、いまでも分かりません。

再申請

今度は私が前面に立って保育園と話をしました。

まず電話で園長先生と話をしました。

「夫婦二人とも精神的にタフではない」
「頼りにしていた義母にも負担がかかりすぎており、助けが必要」
「これまでずいぶん助けられていたのに、突然拒否される理由が分からず動揺している」
等々

園長先生からは、
「お父さんと話すのは初めて、そのような情報は初耳」
「直接会って話を」
と、前向きにとらえてくれました。

後日、園長先生と面談の約束をして電話を切りました。

口頭で伝えただけでは、また変な解釈をされてしまうリスクもあると考え、”土曜保育の申請書”を持参しました。

この手のものは書いた経験はなかったですが、
「とにかく実情を正確に伝えなくては」
との思いで書きました。

申請書に書いた内容は次のようなものです

申請書に書いた内容
  1. 私(父親)の状況
    早朝出社、19時頃帰宅
    ワンオペにならないよう気を付けているが、出張や海外との電話会議で難しいときもある
    数年前にうつ病を経験
  2. 母親の状況
    初めての子育てで分からない事だらけだが、何とかやっている
    産後うつを経験しており精神的にタフではない
  3. 祖父母の状況
    車で30分のところに在住
    祖父は仕事現役
    祖母は良く助けてくれるが高齢での子守で体調を崩しがち
    負担を減らしたい
  4. 以上のような状況から、土曜保育を改めて申請したい

話し合いは平日の夜。
私一人で行きました。

土曜保育の申請書を手渡し、その場で中身を読んだ園長先生は、
園として、受け入れることは全く問題ない
ただし、親が楽できるための受け入れではない」
双子の成長や家族の健康を父親であるあなた自身がよく見極めてほしい」
様子を見て少しずつ頻度を減らし、いつか土曜保育を卒業してほしい」
と、言葉をかけられました。

また、
話し合いもなく打ち切ったことは配慮に欠けていた
と付け加えました。

園長先生と話し合ってはじめて、園長自身もいい加減な区の保健師に翻弄されていたんだ、と気が付きました。

また、私たち自身にも2つの間違いがあったと気づかされました。

申請の反省
  1. まず最初に保育園に実情をしっかりと伝えなくてはならなかった
    最も身近に子供たちや親の様子を見てくれているのは保育園であり、行政ではない!
    相談はまず身近な保育園にすべきだった
  2. 当時、妻は「双子はシンドイ」、「子供はキライ」と口にする癖があった
    夫である私からみれば、彼女は決して子供嫌いなんかではなく、
    初めての育児で上手くいかない事ばかりでイヤになるけど、何とか頑張っている
    というのが正確なところ
    ある種の謙遜・へりくだりのような気持ちから”子供嫌い”を口にしていたが、周りは言葉通りに捉えてしまう
    特に、区の保健師は「親のリフレッシュより、親子の触れ合いのほうが大事」と勘違いした
    自分たちの実情を正確に伝えるために謙遜など不要
    コミュニケーション・ミスにならないよう最初から文書できちんと伝えるべきだった

土曜保育を卒業

土曜保育の再開後しばらくして、3歳検診で区の保健師と面会する機会がありました。

理解しがたい判断で突然打ち切った張本人です。

「あなたのせいで私たち一家は奈落の底に突き落とされた!」
と私は怒りでまくし立ててしまいました。

妻の方は冷静に
土曜保育は必要」
園長や保育士と予定を調整しながらやっている
いつまでも頼るつもりはないから、邪魔しないで欲しい」
ときっぱり伝えました。

その後、土曜保育は4歳で卒業。
約2年間お世話になりました。

夫婦二人とも
「そろそろ必要ないね」
と、自然と卒業できました。

育児の最も苦しい時期を乗り切るために無くてはならない助けになりました。
園長先生や保育士の先生たちには感謝してもしきれません。

双子育児はいつ頃から楽になる?」
とよく聞かれます。

もちろん個人差のあることだと思いますが、私たちは「4歳」だと思っています。

4歳くらいになるとトイレをはじめ身の回りの事が出来はじめ、意思表示も上手になってきます。

アメリカ人の友人に、
日本には”魔の2歳”という表現がある
と教えると、

アメリカには”ブリリアント・フォー”という表現がある
と教えてくれました。

まさにその通りで、ウチの双子育児も4歳から一気に楽になったと感じますし、”輝かしい可愛らしさ”を感じられるようになりました。

またその頃から、誰でも経験できるわけじゃない”双子の親”であることに、しっかりと向き合えるようになりました。

まとめ

夫婦共働きの家庭にとって、土曜日に子供を保育園に預けて親がリフレッシュできれば、本当に助かることです。

しかし、
「子供たちがかわいそう・・・」
「親が頑張ればなんとかなるのかな」
「たいていの親は頑張っているのだから、自分たちも頑張らねば」
と思い悩み、土曜保育を申請しない人が多いのではないでしょうか。

私たち夫婦も双子を育てる中で、迷いました。

今振り返ってみると、
 自分たちの弱さを素直に認めて申請してよかった
 育児の最も苦しい時期を乗り切るために無くてはならなかった
 助けてくれた保育園と保育士たちに感謝の気持ちでいっぱい
です。

この記事は同じように迷っている方に向けて書きました。

家庭の事情はさまざまですが、参考になれば幸いです。

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