赤ちゃんが鼻を詰まらせてぐずっている姿を見るのは辛いものです。
それが双子でダブルの姿となればなおさら。
まだ自分で鼻をかめない赤ちゃんのために、活躍するのが鼻水吸引器(鼻吸い器)となります。
けれど、鼻水吸引器(鼻吸い器)は手動だったり電動だったり、据え置きタイプだったり持ち運びできるハンディタイプだったり、いろいろな種類があって、双子育児の上でどれが良いのか、いまいちよくわかりません。
そこで、ここでは、双子育児の時の鼻水吸引器(鼻吸い器)それぞれのタイプの長所・短所と、使い分けについて調べてみました。
おすすめの鼻水吸引器 (鼻吸い器)の紹介もありますよ。
手動タイプの鼻水吸引器の長所
持ち運びしやすい
基本的にゴムやプラスチックのチューブなので、軽くて持ち運びしやすいです。
鼻詰まりの赤ちゃんと外出しなければならない時役に立ちます。
手入れがお手軽なものが多い
構造がシンプルなので、洗ったり組み立てたりがしやすいものが多いです。
できるだけ家事を減らしたい育児の時にはありがたいです。
吸う力が調整しやすい
口で吸うので、赤ちゃんの様子を見て吸う力を調整できます。
双子の赤ちゃんの片方が鼻水を吸われているけど片方が寝そうで起こしたくない、という時に微妙な調整ができます。
手動タイプの鼻水吸引器の短所
親子共倒れになる可能性がある
口で吸うので、赤ちゃんの鼻水由来のウイルスや菌が口から入ってしまう可能性が否定できません。
親子共倒れになったら育児どころではありません。
もちろん、どの商品も口に入らないように防止策は取られていますが。
赤ちゃんの風邪は大人がかかると悪化することが多いので、そのリスクが増えるのは短所ではあります。
赤ちゃんをあやすことができない
口を使って吸うので、むずがる赤ちゃんをあやしてあげながら鼻水を取ることができません。
どうしてもやるなら親御さん2人がかりになってしまいますので、双子の赤ちゃんの場合、もう1人が放りっぱなしになってしまいます。
電動タイプ(据え置き)の鼻水吸引器の長所
パワフルで安定した吸引力
本体が大きいので強い吸引力を発揮し、ネバネバした鼻水も大量の鼻水もかんたんに吸い取れます。
短時間で済ませられる
これも吸引力が高い事によるものですが、鼻水を短時間で吸うことができるので、赤ちゃんがむずがる時間が少なくてすみます。
電動タイプ(据え置き)の鼻水吸引器の短所
値段が高い
大きく威力が高いため、それなりに値段が張ります。
かなりしつこく鼻水に悩まされている双子の赤ちゃんを育児しているご家庭でなければ、導入は厳しいかもしれません。
音が大きいことがある
威力が高いので、機械が出す音も大きいことが多いです。
近所迷惑とまでは行きませんが、双子の赤ちゃんの片方が寝ている間に、片方の赤ちゃんの鼻水を吸おうとすると、寝ていた片方の赤ちゃんがびっくりして起きてしまうことが考えられます。
電動タイプ(ハンディ)の鼻水吸引器の長所
持ち運びしやすい
多少サイズに幅がありますが、基本的にバッグに入れられる大きさで、手動ほど小さくはないものの、持ち運びがしやすいです。
手動と違って親子共倒れの危険がない
持ち運びしやすいという手動と同じ長所を持ちながら、口で吸わないので赤ちゃんの風邪が親御さんに移る心配がありません。
電動タイプ(ハンディ)の鼻水吸引器の短所
充電が切れてしまうことがある
基本的に、充電式か電池式のことが多いです。
こまめに充電できているのならいいのですが、いつもバッグに入れていると、肝心な時に電気がなくて使えないということもありえます。
据え置きに比べると吸引力は劣る
機械が小さいため、据え置きに比べるとどうしても吸引力は劣ります。
おすすめ鼻水吸引器(手動)
「ママ鼻水トッテ」(丹平製薬)
手動式です。
もちろんパパも口で吸って使えます。
ただ、パパは力が強いので、気合を入れて吸いすぎて赤ちゃんの鼻を傷めないように注意しましょう。
「SmartAngel はな吸い器」(西松屋)
シンプルでコンパクトなデザインです。
ケース付きなので持ち運びも便利です。
「鼻吸い器お鼻すっきり」(ピジョン)
鼻吸いノズルが柔らかく、赤ちゃんの鼻を傷めにくい設計です。
また、手軽にお手入れができるデザインとなっています。
おすすめ鼻水吸引器(電動据え置き)
「メルシーポットS-503」(シースター)
口コミの評判が高い据え置き型です。
吸引力が力強く、頼もしいと評判なうえ、細かく分解して洗浄できるので衛生的です。
「電動鼻吸い器」(ピジョン)
ベビーグッズで老舗のピジョンの鼻吸い器です。
吸引チューブまで鼻水が流れ込まないようになっており、さらに部品が少ないため手軽に洗浄できます。
持ち運び用のバッグも付いていて、ある程度ポータブルな使い方もできます。
おすすめ鼻水吸引器(電動ハンディ)
「すっきり鼻水吸引器」(Dr.エジソン)
静音設計なので、赤ちゃんが寝ている間にも鼻水を吸い取ることができます。
吸引力を2段階に変えられるのも吸い取りやすい長所です。
充電式です。
「電動鼻水吸引器S303」(ベビースマイル)
こちらは軽量設計で、片手で楽に操作でき、赤ちゃんを支えながら鼻水を吸い取れます。
結局、どの鼻水吸引器から始めればいいの?
使いやすく、一番安価なのは手動です。
なので、手動を試してみて、それで物足りなかったら、電動を追加していくというのが一番いいでしょう。
据え置きかハンディかは、双子の赤ちゃんの状態や親御さんの育児スタイルによって決めるのが無難です。
双子の赤ちゃんが鼻をかめるようになるまで、親御さんは本当に育児が大変ですが、踏ん張っていきましょう。