仕事をしながら育児をしているという方も多いでしょう。
ただ、仕事があるからこそ育児との板挟みになってしまうこともありますし、ママに負担をかけてしまうこともあります。
そこで今回は、育児中のパパのために早くためのメンタルやママにワンオペさせないための心持ちについてお話していきたいと思います。
早く帰るためには早く帰ることへの罪悪感の軽減させること
仕事をしながら育児をしているパパにとって、早く帰ることというのはとても重要なポイントになってきます。
ただ、仕事というのは人と人との関わりの中で成り立っているものなので、自分ひとりが早く帰るということに罪悪感を抱いてしまう方も多いでしょう。
早く帰るためには、この罪悪感を軽減させることが大切です。
罪悪感を軽減させるために大前提となってくるのが、その日すべき仕事を終わらせることです。
やるべきことをやらないまま帰ると周りからの目も余計に気になりますし、罪悪感も増すでしょう。
その日すべき仕事を終わらせた上で「○○の件は終わらせてありますので、もし必要なときには○○を確認してください」といった周りへの配慮があると周りからの反応も違ってくるはずです。
もし終わらせるのが厳しいのにママとの約束で早く帰らなければいけない場合には、事情を伝えた上で周りにフォローをお願いするようにしましょう。
何も伝えずにバタバタと帰宅すると迷惑をかけてしまう可能性が高いです。
こういった仕事や周りへの配慮も含めてやるべきことをやっても罪悪感が残るようであれば、「こういうことをしているのは自分だけではない」と考えるようにしてみてください。
最近の新人であれば仕事が残っていても定時に帰るのが当たり前で、これからはそれがスタンダートになっていくはずです。
仕事に真面目に取り組んで、周りにも配慮して、育児にも頑張っているのですから多少早く帰るくらいどうということはないのです。
ママにワンオペさせないためには「自分の子ども」という意識を常に持つこと
ワンオペ育児のつらさについてはこれまでにも散々話題になっていますので、ご存知の方も多いでしょう。
それでもママにワンオペ育児をさせてしまうのは、「自分の子ども」という意識の薄さがひとつの要因として考えられます。
子どもを産むのもママの仕事、子どもを育てるのもママの仕事で、ママが作ってくれた理想の家庭に自分が乗っかるという感覚だと子どもも懐きませんし、「自分の子ども」という意識も余計に薄まっていきます。
ママが誰の子どもを産み、育てているのかを改めて考えましょう。
もちろん、ママにしかできないこともありますが、逆に言えばママにしかできないこと以外はすべてパパもできるわけです。
ママはすでに出産という命懸けの仕事をして、パパの子どもを産んでいるのです。
長い間、大変な思いをして「自分の子ども」を産んでくれたママのことを考えれば、ママの負担をできる限り減らそうと思えるはずです。
「イクメン」などの言葉で勘違いしている方も多いのですが、パパは子どもの親なのですから育児に参加して当たり前ですし、育児に参加しないのであれば親とは言えません。