パソコンを使って仕事をする人はタイピング技術をバカにしてはいけない。育児中の親が残業を減らして早く帰るためには、タイピングミスを少なくすることを意識することも必要と思います。
ある調査によると、タイプミス率10%以下の人は、30%以上の人よりも収入が2倍多いそうです。
タイプエラーと収入の関係
タイプエラーと収入に関する米国の調査結果を見ると、例えばエンジニアの場合、100語中のミス数10個以下(ミス率10%以下)の人は、30個以上(ミス率30%以上)の人の2倍以上の収入がある、という結果となっています。
このデータは、タイプエラーが減ると収入が増える、と単純にとらえるべきではないでしょう。タイピングのような地味な基礎技術を大事している人は、その他の高度な専門技術・知識にも精通し、総じて収入が高い、ととらえるべきだろうと思います。少なくとも、仕事のロスが少ない、効率が良い、とは言えるはず。
タイピング練習
私が学生の時、タイピング練習ソフトといえば『オザケン』でした。格闘ゲームとタイピング練習が合わさったようなシュールなソフトですが、これでずいぶん上達したように思います。
私自身、妻の入院や双子育児のために業務時間を短くする必要が出てきて、改めてタイピングの事を真剣に考えた時期がありました。みっちり再練習することはできませんでしたが、少し意識するだけでずいぶん違うように思います。
例えば、ホームポジションを意識すること。ホームポジションとは、指の定位置の事です。FとJのキーにポッチがあるのは、目線をキーボードに落とさなくてもホームポジションが分かるようにするためです。
また、早さよりも正確さを意識することが大事だそうです。焦ってくると、ついスピード優先になってしまいますが、7~8割のスピードと意識して、少し余裕を持ったタイピングをするだけで全体にはスピードが上がるようです。
まとめ
ある調査によると、タイプミス率10%以下の人は、30%以上の人よりも収入が2倍多いそうです。
育児中の親が残業を減らして早く帰るための一工夫として、たかがタイピング技術とバカにしせず、意識してみてください。