育児中の親が仕事を効率的に進めて、早く帰宅する。これを習慣にしていくには、今育児中の私たちが頑張らなきゃいけない事でしょう。
Windowsの達人である本書の著者から見ると、9割の人はパソコンで無駄な仕事をしている、のだそうです。
私自身、無駄を省く努力が100%出来ていると思わないので、読んでみました。帰宅が早い人にはきちんと理由があるようです。
著者プロフィール
橋本和則さんはIT関連を主とする橋本情報戦略企画を主催。優れた知識や経験を有するITプロをMicrosoftが表彰する「Microsoft MVP」を連続受賞されています。
『帰宅が早い人がやっている パソコン仕事 最強の習慣112』
は、そんな橋本さんが培ってきた仕事術の中から厳選した112個の技術をした本です。
9割の人はパソコンで無駄な仕事をしていると言われるほど、分かっているようでわかっていないのがパソコン操作です。ほんの少しの時間短縮でも、長い人生では大きな差となって現れます。私を含め、育児にも多忙な親は少しでも吸収したいものですね。
すぐに出来るコツ
効率以外に大切な事
著者が効率以外に大事な事として、「前向きな気持ちで日々仕事をし続ける」ことを挙げています。健康な精神と肉体、人間関係を持ちづづけること、だそうです。これにはとても共感しました。いくら育児が忙しいと言っても、会社員としての責任を果たさないで良いはずがありません。仕事も育児も両方大事だと周囲に理解してもらうには、仕事に対して手抜きや妥協を許さない姿勢を見せることが大事だと思います。
ショートカットキーを使いこなすこと
巻末にショートカットキー一覧が載っています。これをデスクの目につく場所に貼るだけでも、大いに効率化が進むと思います。これは私もすぐに真似しました。
最近のお気に入りは、Windows + Shift + Sです。これで画面の任意の範囲を切り取って、メールやワードに張り付け出来ます。昔はPrintScreenキーを使ってました。これはこれで使えますが、やはり「任意の場所を切り取る」ってところが使いやすいです。
おわりに
育児中の親が仕事を効率的に進めて、早く帰宅する。これを習慣にしていくには、今育児中の私たちが頑張らなきゃいけない事でしょう。では、パソコンを使った仕事をしている人は、上に紹介したような細かな努力をしているか、というと私は自信をもってYesといえません。
「勝敗は細部に宿る」という言葉もある通り、大きなハードルを越えるためには、きめ細やかな努力が必要なのかもしれません。